安全・環境
安全への取り組み
当社は「労働災害ゼロ」、「業務上疾病ゼロ」を達成するため、安全衛生に関する様々な取り組みを実施しております。
安全衛生における基本方針
1. 災害根絶活動の強化
《重点実施事項》
- 日常に潜む小さな危険を予知し、早期に対応、改善を図る
- 重機と人との災害を根絶する
- 経験の浅い社員と協力業者に係る災害の撲滅
2. 作業環境改善と健康管理の推進
《重点実施事項》
- 騒音、振動、粉塵の予防、低減に努め、環境の改善を図る
- 健康診断を通じて疾病の予防、健康維持を推進する
具体的な取組み
- 安全衛生に関する年間スケジュールの策定および確実な実施
- 「安全衛生管理必携」の遵守
- 安全管理室による安全衛生パトロールの実施
- 安全衛生に関する各種教育
- 安全衛生に関する各種表彰・無災害記録達成表彰・優良ドライバー表彰 他
安全衛生年間スケジュール
環境への取り組み
2015年11月にフランス パリで開催されたCOP21(国連気候変動枠組条約第21回締約国会議)にて、低炭素化社会の実現に向けたCO2削減目標が定められました。日本も目標値を掲げて低炭素化社会の実現に向けて取り組みが進められています。また、SDGs(Sustainable
Development Goals)では、持続成長可能な社会の実現に向けた国際社会の目標が示されました。
このように世界的気運が高まる中、当社の事業もより低炭素で地球環境にやさしい手法が求められています。
建設業界でもエネルギー消費量の大規模な削減が必要とされる中、当社の発破技術によって岩や構造物を効率よく破砕させることで、この後に続く重機稼働量(軽油などの化石燃料の消費量、つまりCO2排出量)の削減に貢献することができます。
また、発破以外の破砕技術(スーパービッガー、静的破砕剤、非火薬破砕剤)においても、これらの技術を採用することで破砕工事が効率良く進められ、工事全体におけるCO2排出量の削減につながります。
当社の技術は脱炭素化社会の実現、SDGsの取組みに貢献します。
一方、発破工事の各現場で発生する環境問題に目を向けると、工事の規模や現場の立地条件によって、騒音、振動、粉じん、飛散物に対する対策措置を講じる必要があります。
発破時に発生する騒音、振動に関しては、これまでに蓄積された膨大な計測データを基に、発生する大きさを精度良く予測し、現場周辺へ及ぼす影響の程度を考慮しながら、最良の発破パターンの設計を行っています。計測は、環境計量士の社内有資格者の指導のもと、適正な測定を行い、結果を分析しています。
粉じん、飛散物に関しては、なるべく簡素な材料、手間でありながらも大きな防護効果を目指し、様々な防護材を選定しています。専用の発
破防護材だけでなく、一般の土木資材、建築資材にも目を向けて、これからも「飛散物ゼロ・飛石ゼロ」に取り組んでまいります。
地下に眠る、ある意味では自然の恵みであります温泉、井戸水の掘削とその活用も私達の得意とするところであります。更にそれら温度差を利用したエネルギー転換分野、その他の再生可能エネルギーの利用も合わせCO2を削減した冷暖房システムの開発を手掛けています。
私達カコーは、関係する全ての人や企業と環境マネジメントシステムを共有し、次世代の子供達の為にも出来るだけグリーンエネルギーの有効利用技術を発展させ、限りある資源に頼らない、未来永劫の豊かな地球環境作りに貢献していく事をお約束します。
価値ある『優しい環境』を目指し、カコーは未来を創造します。