サービス

発破(岩掘削) 発破による岩掘削工事

火薬類の爆発エネルギーを利用した発破技術は、わが国でも古くから鉱山や土木分野で広く用いられており、経済的で効率の良い方法であると言えます。
当社は戦後間もない復興期より火薬類を使用した解体業務、不発弾処理、農地の開墾、漁港の改修等に携わり、以後長きに亘って多種多様な土木工事を生業としてきました。
発破技術により国土の開発、発展と復興に微力ながら貢献させていただき、そのノウハウを蓄積し続けております。技術的に困難な要求に対しても安全や環境に配慮しつつ柔軟な発想と行動力を発揮して施工を完了し、各方面で高い評価をいただいております。
発破技術を用いて、今後もあらゆる分野に積極的にチャレンジしていきます。

ダム工事

多目的な用途により形状・工種も多岐にわたりますが、ダム構築の原点は原石山の原石採取となります。
長年にわたり蓄積され導き出されたベンチ形状の発破設計に始まり、穿孔・装填を経て発破を行います。
プレスプリット工法による法面整形を含め、破砕状況及び要求された施工量に応じ、お客様の様々なご要望にお応えいたします。

ダム工事の施工写真 1
ダム工事の施工写真 2
ダム工事の施工写真 3
ダム工事の施工写真 4
ダム工事の施工写真 5
ダム工事の施工写真 6
ダム工事の施工写真 7
ダム工事の施工写真 8
採石工事

砕石採取においてはダムにおける原石山の技術を投入しつつ、製品として出荷する視点、経済性を考慮して、ベンチ発破のパターンを設計します。地山状況によってはワイドスペース等の形式も選択の視野に入れながら破砕粒度をコントロールするとともに、事後の地山整形を考慮したベンチ掘削の助力に努めます。

採石工事の施工写真 1
採石工事の施工写真 2
採石工事の施工写真 3
採石工事の施工写真 4
採石工事の施工写真 5
採石工事の施工写真 6
採石工事の施工写真 7
採石工事の施工写真 8
採石工事の施工写真 9
敷地造成工事

近年の造成工事では、民家等の保安物件を確実に保護することが非常に重要な課題になっています。岩盤掘削における振動低減、低騒音、防塵対策等のご要望に確実に応えるべく、穿孔機の防音対策、発破振動低減や制御発破技術において日々研鑽を重ねています。
厳しい環境下では、非電気式発破や低騒音型クローラドリルを始めとする最新技術をいち早く採用することで、工期短縮やコストの削減においても満足のいく施工を提供します。

敷地造成工事の施工写真 1
敷地造成工事の施工写真 2
敷地造成工事の施工写真 3
敷地造成工事の施工写真 4
敷地造成工事の施工写真 5
敷地造成工事の施工写真 6
敷地造成工事の施工写真 7
道路造成工事

道路造成工事においては、低振動、低騒音、防塵対策がよりシビアに要求されます。特に道路造成においては狭いエリアでの掘削積込み運搬が想定され、発破においてはより確実な飛石防護を求められます。保安物件の耐震性や近隣住民のお声に配慮しつつ、低公害型の発破施工に努め、最大限の施工量を確保いたします。

道路造成工事の施工写真 1
道路造成工事の施工写真 2
道路造成工事の施工写真 3
道路造成工事の施工写真 4
道路造成工事の施工写真 5
河川工事

コンクリートの護岸や基礎解体、河床掘削において、爆薬の選定、込め物、防護にわたって最善の発破設計で施工することで、その後に続く重機による二次破砕の高効率化を実現します。

河川工事の施工写真 1
河川工事の施工写真 2
河川工事の施工写真 3
河川工事の施工写真 4
河川工事の施工写真 5
河川工事の施工写真 6
河川工事の施工写真 7
港湾工事

多様化する港湾環境において、風化する岸壁の補強や新設、または港湾規模拡張工事等が、災害対策や整備事業の一貫で多くなっています。そのような場面でも当社の発破技術は応用可能です。
また、水中の岩礁掘削においても長年培った発破技術を活かし、様々な難所においても的確な機材選択にてニーズにお応えいたします。

港湾工事の施工写真 1
港湾工事の施工写真 2
港湾工事の施工写真 3
港湾工事の施工写真 4
港湾工事の施工写真 5
港湾工事の施工写真 6
港湾工事の施工写真 7
港湾工事の施工写真 8
[工法・技術] プレスプリット工法

主にダムの原石山での法面整形、堤体掘削に伴なう整形での岩盤破砕に際し、事前に支持地盤や残す岩盤の保護、面切り等を行う工法です。他の各種工事においても、その特徴から道路掘削、管掘削工事等での応用が可能です。今後も用途が潜在する可能性が大きい工法の1つです。
整形したい面に沿って穿孔、専用の爆薬を薬した多孔を、同一にした回路により瞬時に点火する工法を基本とします。
整然とした法面整形が可能であり、重機を用いた整形処理工程を大幅に短縮し、コスト削減に貢献いたします。

[[工法・技術]]プレスプリット工法の施工写真 1
[[工法・技術]]プレスプリット工法の施工写真 2
[[工法・技術]]プレスプリット工法の施工写真 3
[[工法・技術]]プレスプリット工法の施工写真 4
[[工法・技術]]プレスプリット工法の施工写真 5
[[工法・技術]]プレスプリット工法の施工写真 6
[[工法・技術]]プレスプリット工法の施工写真 7
[工法・技術] 低騒音型サイレントドリル

当社は、発破だけでなくあらゆる分野で「環境保全」を意識した工夫を重ねて参りましたが、スウェーデン・アトラスコプコ社製の新型サイレントドリル「ROC D9CS」の国内1号機を導入しています。
私達は従来から独自の騒音対策を行ってきましたが、この新型サイレントドリルは皆様の期待を超える静粛性を実現しております。

「低騒音型サイレントドリル」カタログ
[[工法・技術]]低騒音型サイレントドリルの施工写真 1
[[工法・技術]]低騒音型サイレントドリルの施工写真 2
[[工法・技術]]低騒音型サイレントドリルの施工写真 3
[[工法・技術]]低騒音型サイレントドリルの施工写真 4
[[工法・技術]]低騒音型サイレントドリルの施工写真 5
[[工法・技術]]低騒音型サイレントドリルの施工写真 6
[[工法・技術]]低騒音型サイレントドリルの施工写真 7
[[工法・技術]]低騒音型サイレントドリルの施工写真 8
[工法・技術] 斜面ドリル

長年の太陽光発電所建設工事において、これまで困難であった30°勾配での先行削孔を安全に施工するために斜面ドリルを開発しました。当社の保有する油圧クローラドリルでは20°勾配までの斜面施工しかできませんでした。ミニ油圧ショベルをベースにダウンザホールハンマー仕様の改造とウインチを取付することで30°勾配での安定・安全を確保し、安全施工を可能にしました。

[[工法・技術]]斜面ドリルの施工写真 1
[[工法・技術]]斜面ドリルの施工写真 2
[[工法・技術]]斜面ドリルの施工写真 3
[[工法・技術]]斜面ドリルの施工写真 4
[[工法・技術]]斜面ドリルの施工写真 5

発破(構造物解体) 発破による構造物解体工事

当社は創業以来一貫して爆薬を利用した発破工法で、橋台橋脚やビル、塔、煙突、工場など、様々な材質、構造の建築物の解体、改修工事に貢献してきました。発破工法の最大のメリットは工期の短縮によるコスト削減と、付随して得られる安全性の向上に尽きます。機械による解体技術も進歩していますが、狭所、難所での柔軟性など、依然として発破解体の優位性は衰えません。
当社の技術の蓄積、幾多の施工実績は、国内において比肩する企業は無いでしょう。
製鉄所の高炉改修工事において難題となる高温で極めて硬質な残銑も、当社独自の発破技術を用いて効率的に解体し、工期、安全性も含め発注者様より高い評価をいただいております。
また、都市部においても安全かつ効果的な発破施工が可能になるよう、新たな小型爆薬を開発し、運用、普及に向けた積極的な取り組みも行っています。

鋼構造物の発破解体工事

高さのある鋼構造物の解体方法のうち、人力や機械で上部より部材を少しずつ解体して高さを順次低くしていく方法に対し、発破解体は構造物の一部を発破することによって全体を落下させたり、転倒させることを目的とする解体方法です。落下や転倒は構造物そのものに掛かる重力の作用を上手く利用し、発破によって直接破壊される箇所以外の部分は、地面に衝突することによって副次的に破壊されます。したがって、対象となる構造物は大きくて高さのあるものの方が効果が大きいと言えます。高さのある鋼構造物を落下や転倒させることで、高所作業がなくなり、作業の安全面やコスト面で大きく貢献します。
鋼構造物の鋼部材の破壊、切断にはV型成形爆破線という火薬類を使用します。これは金属を瞬時に切断することが出来るもので、宇宙ロケットの段間分離などにも採用されています。

鋼構造物の発破解体工事の施工写真 1
鋼構造物の発破解体工事の施工写真 2
鋼構造物の発破解体工事の施工写真 3
鋼構造物の発破解体工事の施工写真 4
橋梁の発破解体工事

老朽化した橋(橋梁、橋脚、橋台)の解体には、機械施工が困難である等、常に多くの難題がつきまといます。
当社が半世紀以上の歴史の中で研鑽してきた発破技術は、綿密な発破設計により必要最小限の爆薬を用い、構造的に安定している状態から一気に倒壊、落下させ、地上での安全な機械解体工程へとつなげることができます。大規模な足場の設置が不要となり、工期短縮、コストダウンが見込めます。
長らく地域の発展や人々の交流に一役買ってきた橋。そんな多くの想いが詰まった橋の最期を、是非当社にお任せください。

橋梁の発破解体工事の施工写真 1
橋梁の発破解体工事の施工写真 2
橋梁の発破解体工事の施工写真 3
橋梁の発破解体工事の施工写真 4
RC構造物の発破解体工事

1988年、廃鉱となった三菱石炭鉱業(株)高島炭鉱6階建36戸RC造アパートが発破解体されました。これは通商産業省(時)が全国火薬類保安協会に業務委託して行われたビッグプロジェクトであり、本格的なRC構造物の発破解体としては日本初の試みでした。当社は発破解体の実施工を任され、このプロジェクトの目標達成に大きく貢献しました。
その後も歴史的建造物を含め、様々なRC構造物の発破解体に取り組んできました。これからも、発破時の騒音や振動、粉じんや飛散物などが周囲環境に与える影響度合いを考慮しながら、「日本の耐震建造物に対し、どの様な発破をすると、どの様な壊れ方をするか」という課題を実証してまいります。

RC構造物の発破解体工事の施工写真 1
RC構造物の発破解体工事の施工写真 2
RC構造物の発破解体工事の施工写真 3
RC構造物の発破解体工事の施工写真 4
都市部解体現場における発破工事

当社は、火薬類の持つ強力な破壊エネルギーを上手くコントロールすることで発破工法を解体工事に採用しています。とりわけ、小口径かつ少薬量の火薬類を用いて構造物を部分的に破砕する技術「ミニグラスティング工法」を積極的に取り入れ、通常の重機解体の補助・併用工法として活用しています。
ミニブラスティング工法を取り入れることで、重機の稼働量を少なくし、エネルギー消費(軽油使用量、CO2排出量)を削減するとともに、工期の短縮、コストの削減に貢献します。

都市部解体現場における発破工事の施工写真 1
都市部解体現場における発破工事の施工写真 2
都市部解体現場における発破工事の施工写真 3
都市部解体現場における発破工事の施工写真 4
都市部解体現場における発破工事の施工写真 5
都市部解体現場における発破工事の施工写真 6
都市部解体現場における発破工事の施工写真 7
[工法・技術] V型成形爆破線

V型成形爆破線は金属切断用火工品のことで、銅、鉛等の金属シース内に高性能爆薬を充填した物の総称です。爆薬の力を使って対象物を切断する際に使用します。鋼構造物の解体において主要な梁、柱の鋼材を切断するのに適しています。
国内では高度経済成長期を経て古くなった鉄鋼建築物が多数存在し、工場を始め橋梁や煙突、鉄塔、埋設基礎などが寿命を迎え、改修や撤去が必要になるケースが今後更に多くなっていくと予想されます。
当社は創業時から爆薬を専門に扱ってきた技術の結晶の1つとして、爆薬の運用や施工について研鑽を重ねてきました。
V型成形爆破線を使用して安全かつ瞬時に切断、解体を行うことにより、コスト低減、工期短縮、さらに安全性、精度においても大きな効果が期待できます。

「V型成形爆破線」カタログ
[[工法・技術]]V型成形爆破線の施工写真 1
[[工法・技術]]V型成形爆破線の施工写真 2
[[工法・技術]]V型成形爆破線の施工写真 3
[[工法・技術]]V型成形爆破線の施工写真 4
[[工法・技術]]V型成形爆破線の施工写真 5
[[工法・技術]]V型成形爆破線の施工写真 6
[[工法・技術]]V型成形爆破線の施工写真 7
[[工法・技術]]V型成形爆破線の施工写真 8
[[工法・技術]]V型成形爆破線の施工写真 9
[工法・技術] ミニブラスティング工法

ミニブラスティングとは、小口径かつ少薬量の爆薬を使用して、限定的で小規模な破壊をする発破のことを言います。当社は、北欧で行われていたミニブラスティングの有効性にいち早く着目し、実用化に向けた実験を繰り返し行ってきました。
ミニブラスティングは通常の発破に比べて次のような特徴があります。
1.限定的な発破が可能なため「ここだけ壊したい」というケースに有効で、予定破壊域以外の箇所に損傷を与えません。
2.小口径の発破孔なので、孔作業を短時間で行うことができます。
3.少量の火薬類を使用するので、発破騒音や振動を低減できます。
4. 短時間の穿孔作業と少量の火薬類のため、必要なエネルギーが少なく、CO2排出量を抑えることができます。
5.特殊な防護を行い飛散物を確実に防ぎます。

「ミニブラスティング工法」カタログ
[[工法・技術]]ミニブラスティング工法の施工写真 1
[[工法・技術]]ミニブラスティング工法の施工写真 2
[[工法・技術]]ミニブラスティング工法の施工写真 3
[[工法・技術]]ミニブラスティング工法の施工写真 4

発破以外の土木工事 発破以外の土木工事

発破工法は瞬時に大量の岩やコンクリートを破砕できる、経済的に効率の良い方法ですが、市街地や保安物件に近接する現場では火薬類の消費許可を得られないことがあります。また、火薬類の消費許可を得る時間的余裕のない現場もあります。このような現場では火薬類(発破)以外の工法を選択せざるを得ません。
当社では、それぞれの現場環境や状況、工程に応じて、火薬類(発破)を使用しない代わりに、機械的または化学的な破砕技術を取り揃え、効率の良い破砕方法を提供いたします。
発破工法をはじめ、火薬類(発破)を使用しない破砕技術においても我々の仕事は、岩やコンクリートに対して効率良く、精度良く穿孔する技術が求められます。全国で拡大している太陽光パネルの設置工事でも、様々な地盤状況のもと、太陽光パネルの仕様によって様々な大きさ、長さの穿孔が要求されます。
当社にご用命いただければ、熟練の穿孔テクニックを駆使し、あらゆる岩盤にも効率良く、精度良く穿孔作業を完了させます。

スーパービッガーによる破砕工事

ビッガーの破砕原理は、古来日本の石工たちが用いた「セットウ」と「セリ矢」の技法を応用、機械化したものです。打撃ではなく油圧による静的圧力で硬岩、コンクリートを破砕するため、低振動、低騒音の施工が可能です。飛石などの危険も少ないため、保安物件近傍での工事において特に有効です。
スーパービッガー《HRB-1700》は、当社がヤマモトロックマシーン(株)と共同開発したもので、これまでのビッガー《HRB-1000》を大型化するに伴い割岩力を強め、破砕能力を向上させました。 0.8m3クラスのパワーショベルに搭載するため、移動や旋回することが出来、機動性に優れています。また、油圧供給源を別に設ければクレーンで吊って施工することも可能です。

「スーパービッガーカタログ」カタログ
スーパービッガーによる破砕工事の施工写真 1
スーパービッガーによる破砕工事の施工写真 2
スーパービッガーによる破砕工事の施工写真 3
スーパービッガーによる破砕工事の施工写真 4
スーパービッガーによる破砕工事の施工写真 5
スーパービッガーによる破砕工事の施工写真 6
スーパービッガーによる破砕工事の施工写真 7
スーパービッガーによる破砕工事の施工写真 8
スーパービッガーによる破砕工事の施工写真 9
スーパービッガーによる破砕工事の施工写真 10
スーパービッガーによる破砕工事の施工写真 11
静的破砕剤による破砕工事

酸化カルシウム(CaO)を主成分とする静的破砕剤を水と練り混ぜ、岩やコンクリートに開けた孔に充填します。静的破砕剤の水和反応により膨張が開始、ゆっくりと膨張が進行していきます。
破砕が完了するまで一定の養生時間がかかりますが、振動や騒音がほとんど発生しません。穿孔径も小さく、小型のクローラドリルや手掘りで施工することができます。都市部や住宅地での岩掘削工事やコンクリート構造物破砕工事、深礎や河川港湾など狭い場所での工事に有効です。
また、火薬が使えない場所での法面整形やプレスプリットに応用が可能です。

静的破砕剤による破砕工事の施工写真 1
静的破砕剤による破砕工事の施工写真 2
静的破砕剤による破砕工事の施工写真 3
静的破砕剤による破砕工事の施工写真 4
静的破砕剤による破砕工事の施工写真 5
静的破砕剤による破砕工事の施工写真 6
静的破砕剤による破砕工事の施工写真 7
非火薬破砕剤による破砕工事

非火薬破砕剤は、化学反応で発生する水蒸気圧により、岩やコンクリートを瞬時に破砕します。火薬類に準じた動的破砕を伴いますが、火薬類取締法の適用を受けないため、運搬や貯蔵、消費に掛かる手続きや手間を一切必要とせず、現場からの突発的な要望にも迅速に対応できる、という利点を有します。(火薬類取締法の適用は受けませんが、取扱いや作業手順は発破工法に準じて行います。)
火薬類に比べ威力は落ちますが、現場からの「硬くて割れない」「周辺への環境配慮が必要」「工期が短い」等でお困りの工事の破砕工法として採用されています。

非火薬破砕剤による破砕工事の施工写真 1
非火薬破砕剤による破砕工事の施工写真 2
非火薬破砕剤による破砕工事の施工写真 3
非火薬破砕剤による破砕工事の施工写真 4
非火薬破砕剤による破砕工事の施工写真 5
太陽光基礎穿孔工事

太陽光パネルの設置工事において、パネル架台を取り付ける杭を地盤に打ち込む必要があります。地盤が硬ければ、杭打ち込み用の乳を先行して開けなければなりません。当社が所有するクローラードリルはエアブローを伴う、強力な打撃と回転でどんな硬い岩盤でも穿孔することが可能です。
岩盤に穿孔するには大きな騒音を伴うため、住宅に近接した現場では騒音公害として取り沙汰されることがありますが、当社が国内で初めて導入した低騒音型サイレントドリルを使用すれば、騒音を抑えながらの穿孔が可能です。また、自社で開発した斜面ドリルを使用すれば、丘陵地帯などの斜面地での穿孔も可能です。
当社は穿孔だけでなく、穿孔後の杭の打ち込み作業やモルタル注入作業も請け負っております。

太陽光基礎穿孔工事の施工写真 1
太陽光基礎穿孔工事の施工写真 2
太陽光基礎穿孔工事の施工写真 3
太陽光基礎穿孔工事の施工写真 4
太陽光基礎穿孔工事の施工写真 5
太陽光基礎穿孔工事の施工写真 6
太陽光基礎穿孔工事の施工写真 7
太陽光基礎穿孔工事の施工写真 8
太陽光基礎穿孔工事の施工写真 9
太陽光基礎穿孔工事の施工写真 10
太陽光基礎穿孔工事の施工写真 11
太陽光基礎穿孔工事の施工写真 12
[工法・技術] 低騒音型サイレントドリル

当社は、発破だけでなくあらゆる分野で「環境保全」を意識した工夫を重ねて参りましたが、スウェーデン・アトラスコプコ社製の新型サイレントドリル「ROC D9CS」の国内1号機を導入しています。
私達は従来から独自の騒音対策を行ってきましたが、この新型サイレントドリルは皆様の期待を超える静粛性を実現しております。

「低騒音型サイレントドリル」カタログ
[[工法・技術]]低騒音型サイレントドリルの施工写真 1
[[工法・技術]]低騒音型サイレントドリルの施工写真 2
[[工法・技術]]低騒音型サイレントドリルの施工写真 3
[[工法・技術]]低騒音型サイレントドリルの施工写真 4
[[工法・技術]]低騒音型サイレントドリルの施工写真 5
[[工法・技術]]低騒音型サイレントドリルの施工写真 6
[[工法・技術]]低騒音型サイレントドリルの施工写真 7
[[工法・技術]]低騒音型サイレントドリルの施工写真 8
[工法・技術] 斜面ドリル

長年の太陽光発電所建設工事において、これまで困難であった30°勾配での先行削孔を安全に施工するために斜面ドリルを開発しました。当社の保有する油圧クローラドリルでは20°勾配までの斜面施工しかできませんでした。ミニ油圧ショベルをベースにダウンザホールハンマー仕様の改造とウインチを取付することで30°勾配での安定・安全を確保し、安全施工を可能にしました。

[[工法・技術]]斜面ドリルの施工写真 1
[[工法・技術]]斜面ドリルの施工写真 2
[[工法・技術]]斜面ドリルの施工写真 3
[[工法・技術]]斜面ドリルの施工写真 4
[[工法・技術]]斜面ドリルの施工写真 5

鉄構製缶

当社は、JFEスチール(株)、JFE大径鋼管(株)の協力企業として鋼管失板、鋼管等を製作しています。造船部材、高層建築の主柱、水管橋や照明柱で培った高い溶接・切断・矯正などの加工技術を活かし、大型かつ精密な製品を長きに亘って送り出してきました。
耐震性に優れた「つばさ杭」、現地施工性を追求した「ネジール」、大規模橋梁向け鋼管矢板基礎の「ハイパーウェル」、海上空港の埋立てに使用される大鋼管矢板等、幅広く手掛けています。
また、溶接の自動化を積極的に進め生産力向上に努めると同時に、溶接部の品質評価として✕線透過試験、超音波探傷試験等を行い、高い溶接品質の保持に取り組んでいます。
これらの技術・設備を活かし、新規製品の試作、実験も含め、様々なご要望にお応えしています。技術者を派遣しての作業(短期、長期)にも対応が可能です。

鉄構製缶の施工写真01
鉄構製缶の施工写真02
鉄構製缶の施工写真03
鉄構製缶の施工写真04
鉄構製缶の施工写真05
鉄構製缶の施工写真06
鉄構製缶の施工写真07
鉄構製缶の施工写真08
鉄構製缶の施工写真09
鉄構製缶の施工写真10
鉄構製缶の施工写真11
鉄構製缶の施工写真12

温泉事業

当社の関連会社ケー・ビー・システムズ(株)では、1,000m超の温泉井掘削や高断熱配管、遠隔制技術により効率的で安定した温泉設備を全国に提供してきました。それらの技術を活かし、地中熱利用システムや排熱回収技術の開発に取り組んでいます。
地中熱利用システムはヒートポンプを利用した高効率の冷熱源システムです。通常のエアコンの様に大気中で熱交換を行わず、温度変化の少ない地中で熱交換を行うため、年間を通じて高効率で安定した出力が得られます。温室効果ガス、使用電気の削減の他、大気中に熱を放出しないためヒートアイランド現象防止に効果があります。
排熱回収技術は温泉施設や工場から排出される熱エネルギーを回収し、再利用を可能にします。回収した熱エネルギーは暖房の他、給湯などに用いることが出来ます。また、地中熱や太陽熱を合わせて利用することにより、より好効率なシステムが構築可能です。
温泉設備はもちろんのこと、地中熱、排熱回収システムを柔軟に組合せて、お客様に合わせた設備を提案いたします。

温泉事業の施工写真01
温泉事業の施工写真02
温泉事業の施工写真03